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ピアノの椅子の座り方、大丈夫ですか?

  • 執筆者の写真: 渡辺祥子
    渡辺祥子
  • 2020年6月4日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年6月8日

こんにちは!ぽこあぽこピアノ教室です。

オンラインレッスンを通して良かった点として、皆さんのお家での椅子の座り方を把握することができたことも1つあります。

レッスンに来ていざピアノを弾こうとすると、私から「かかとを足代につけなさい。」「椅子には浅く腰掛けなさい。」「はい!背筋伸ばして。」「あーっ指はまるく!」などなど・・。なかなか弾かせてもらえません。(笑)

これが、なかなか直らないというか・・・!

原因はお家でのピアノの状態が原因?の方がちらほら・・・。

まず、どうしてこんなに弾く姿勢にこだわるか?

みなさん、ピアノを弾く時に目指すものの一つに、脱力というものがありますね。

ピアニストの弾き方を見ていると、鍵盤に触ってるだけなのになんであんなに音がたくさん鳴ってるの?なんて感じた事ありませんか?これぞ脱力の究極ですね。

あんな風に弾けるようになりたい!!

ここまでのレベルを求めないにしても、肩が上がったままのカチカチの状態で弾いている人と、腕が柔らかく使えている人と比べた時、音を聴かなくても後者の方が上手く見えますよね。実際音にも表れるんですよ。

想像してみてください。

椅子に座った時、大人は簡単に足が床について、重心を支えることができます。

一方、足のつかない子供は足がブランブランで重心が不安定。どこかでバランスをとろうと独特な姿勢(笑)でやってきます。多いのは、背中を丸めて身体の背面でバランスをとったり、ひざで支えてみたり、無理に足をつける事で身体をピアノにピッタリくっつけ肩が上がってしまうなど。

そしてそのように身体を固く使う事で、指先には力が入らず肩やひじに力が入ってしまうのです。



練習は1~2回弾くようなものではなく、30分~1時間位するものです。

間違った身体の使い方をするのはとても効率が悪いです。

集中力も持ちませんよ。

前置きが長くなりましたが(笑)

椅子の高さ、足台の設置、整ってますか?

椅子の高さの低い方、結構いらっしゃいました。

高い方はあまりおらず、圧倒的に低い方が多い!

何人かオンラインにて調整しましたが、ご兄弟で使われている方、お家の方が使われた後などは、自分の高さに合わせるようにしてくださいね。

足台、こちらもとても重要です!

先程もお話した通り、大人の感覚だと安易に考えてしまいますが、子供の目線で考えると必須です。そもそも楽器は大人サイズですからね。

お子様の成長具合もありますし、一度目を向けてみて下さいね。

またピアノを始められたばかりの方は、変な癖がつく前に心掛けてあげて下さい。

さぁ!今日もたくさんピアノを楽しみましょう!

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